活動レポート

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2026年4月号:新任ケアマネ必見!家族構成から読み解く「相続トラブル予備軍」の見極め方


新年度、新しい出会いの中に潜む「リスク」

新年度がスタートしました。4月は新規の利用者様を受け持ったり、
担当を引き継いだりすることが多い時期ですね。新しいご家族との面談で、皆様はどこに注目されていますか?
 

身体状況や介護負担の把握はもちろん大切ですが、
実は「家族構成(家系図)」を少し深く掘り下げるだけで、
将来発生する「お金のトラブル」を予測し、未然に防ぐことができるのです。
 

「揉める家族」に共通する3つのサイン

これまで数多くの相続相談を受けてきた中で、
介護現場で特に注意して見ておきたい「トラブル予備軍」のパターンを3つご紹介します。
 

  1. 「音信不通の兄弟」がいる
    「兄とはもう何年も連絡を取っていません」という言葉は要注意です。
    介護は一人の兄弟が担っていても、相続が始まれば全員に権利が発生します。
    いざという時にそのお兄様が「ハンコを押さない」と言い出すだけで、
    施設の退去手続きや預金の引き出しがストップしてしまいます。
     

  2. 「キーパーソン」と「相続人」が一致しない
    例えば、献身的に介護をしているのは「
    長男の嫁」や「近所の姪」なのに、法律上の相続人は「遠方の長男」や「疎遠な実子」である場合です。
    介護を頑張っている人が報われず、権利だけ主張する人が現れると、現場は必ず混乱します。
     

  3. 「前妻との間に子」がいる
    本人が再婚されている場合、ご家族自身も把握していない「異母兄弟」が存在することがあります。
    これは相続が発生した瞬間に発覚し、凄まじい争いに発展するケースが少なくありません。
     

介護現場でできる「リスクヘッジ」

こうした背景が見えたとき、私たちプロが提案すべきなのが「遺言書」や「任意後見」です。
「家族構成が少し複雑だな」と感じたら、こう切り出してみてください。

「万が一の時に、手続きをスムーズにするための『道しるべ』を作っておきませんか?
今、あらかじめ決めておかないと、後でご家族の負担が大きくなってしまう可能性があるんです」

 

協会が「第三者」として介入するメリット

家族間では「お金の話」や「遺言の話」は角が立ちやすいものです。
そこで私たち「大阪府相続支援協会」の出番です。

「施設の方から勧められたから」という理由は、
ご家族にとって専門家へ相談する良いきっかけになります。
 

4月、新しい担当者として「ケア」だけでなく
「家族の将来の安心」まで見据えた一歩踏み込んだ提案をしてみませんか?
私たちはそのための情報提供を惜しみません。