活動レポート

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6月号:「負動産」をどう処理するか?資産の棚卸しと、次世代のための「損切り」戦略


梅雨の時期、物件の「健康診断」をしていますか?

6月に入り、大阪も梅雨のシーズンを迎えました。
連日の雨は、不動産オーナーにとって建物の防水性能や排水設備の不具合が気になる時期ですね。

こうした物理的なメンテナンスと同様に、今月はご自身の保有資産の収益的な健康診断も行ってみませんか?
 

投資家の皆様が最も避けなければならないのは
将来ご家族が相続したときに「相続税はかかるのに、修繕費ばかりかかって現金が残らない」
という、いわゆる「負動産(ふどうさん)」を遺してしまうことです。
 

相続において「足を引っ張る物件」の共通点

中心部ならまだしも、郊外の老朽物件や、以下のような特徴を持つ資産は、相続の局面で大きなリスクとなります。

  1. 実勢価格より「相続税評価額」が高い物件:
    売っても大した金額にならないのに
    相続税計算の元となる「評価額」だけが高く、無駄な税金を引き起こす物件です。
     

  2. 大規模修繕の目処が立たない物件:
    雨漏りや配管の老朽化が進んでいるにもかかわらず
    手元のキャッシュフローで修繕が賄えない物件。
    相続した瞬間に、子供たちは数千万円の「負債」を背負うことになります。
     

  3. 権利関係が複雑な「袋地」や「借地」:
    これらは相続後の売却が非常に難しく、家族を「出口のない管理地獄」に突き落とします。
     

6月に決断する「攻めの売却・守りの承継」

相続対策において、最も有効な手段の一つが「生前の資産組み換え」です。
収益性の低い、あるいはリスクの高い物件を今のうちに売却し
その現金を原資に「より収益性の高い物件」へ買い替える

あるいは「納税資金」としてプールしておく。
この判断ができるのは、物件の酸いも甘いも知り尽くしたオーナー様、あなただけです。
 

「先祖代々の土地だから」「いつか上がるかもしれないから」
と先送りにすることは、次世代への「宿題」を増やすことと同じです。
地価が安定している今こそ、シビアな損切り判断が求められます。
 

私たち「軍師」が提供する客観的査定

ご自身の物件は、どうしても思い入れがあり冷静な判断が難しいものです。
私たち大阪府相続支援協会は、不動産コンサルタントや鑑定士と連携し
「相続実務から見た物件の格付け」を行います。
 

  • この物件は、相続税対策として持っておくべきか?

  • それとも、今すぐ売却して現金化すべきか?

6月の雨音を聞きながら、ご自身のポートフォリオを見つめ直してみませんか。
次世代に遺すべきは、手間のかかる「ハコ」ではなく、安定した「利益」であるはずです。